立正大学9条の会主催学習講演会の感想
2006年6月14日(水)に立正大学9B23教室にて小森陽一さん(九条の会事務局長・東京大学教授)をお迎えして学習講演会を行いまいた。
たくさんのご参加ありがとうございました。
参加者からの感想を一部をご紹介します。
参加者からの感想
○私は9条を守るべきだと考えていましたが、ここまで内容を知りませんでした。この講演会によって、さらにふかく9条を考えることができてよい勉強になりました。
○教育基本法を考えることが憲法改悪に連動しているなんて知らなかったため驚いた。また、今まで自民党の新憲法草案にあまり興味がなかったけれど、講義の解釈を聴いていると、自民党などなどの一部議員たちが国民をより自分たちの食い物にしようとしていることもうかがえると思った。
○今までは憲法を変えてしまうことが「イケナイ」ということがわかっていても、何が、どれくらい「イケナイ」のかよくわからなかった。今回、先生のお話を聞いて、事の重大さを理解した。
○今日まで小森さんの講演会をやるのは知らなかって最初は何なのかわからなかったが、9条の大切さと日本の現状がよくわかりました。日本はイラク戦争からアメリカの支配下だというのがあきらかになったと思います。国民は尊重されるべきといいながら国家の支配下にあるんじゃないかと思いました。
○9条と教育基本法とが密接な関係があるというのがわかった。この話しは教育学の基礎と関係がありとてもよかった。
○自民党が“改正”でなくて“新憲法草案”を出しているのを知って驚いた。今回の講演を聞いて、政府の考えが少しわかった気がするし、わかりやすく解説してくれて、これから新聞記事を注意してよもうと思った。
○わかりやすくておもしろかった。もっと自分から色々と知らなければならないと思った。
○少し話が難しかったけど、自分には憲法9条をしっかりと理解する義務があるのだと思いました。
○現憲法と自民党案を見比べながらの解説、とてもわかりやすくてよかったです。ほんとに何も知らないんだなー、と、あらためて自分の<だまされる悪>をしみじみ痛感いたしました。
○大変すばらしい。
○おやじギャグを連発したりして、おもしろい講演をして頂きましたが、小森さんは小森さんなりの考えがあり、その考えも日本や世界で生きていくために必要なことではあると思いました。
○自衛軍は嫌ですな。
○あまり深く憲法について考えたことはなかったが特に第9条についてもっと考えていかなければいけないと思った。
○親戚の議員やってる人もHPで調べたら、8/15に千葉の館山市で憲法集会やっていてかなり興味が持てた。今日は憲法によって日本は「戦争しない国」になっているんだということが実感できました。他にも自民党・与党によって日本の憲法を変えて「戦争できる国」にしようとしている事も判った。
○あいまいにしか判っていなかったことも大分、理解させていただきました。もっと勉強しなければと思います。小森先生、お体に気をつけて!!感謝しています。
○興味深く伺いました。知らない事もあり、口惜しいことの胸すく思いも有りました。若い方の力を信じたいと願っています。 老女
○大変わかりやすく、説得力があった。
○小森さんは強烈なインパクト、を持つ人だなと思いました。とてもわかりやすかったです。
○憲法の持つ意義について考えさせられた。私は新憲法には反対である。
○憲法改正の狙いを理解できるか、さらにそれをまわりに分かるように伝えられるか、という小森さんの問いかけはなかなか難題ですね!言葉の専門家らしい視点でとても新しい視点を頂きました。
○世界に誇る日本国憲法が改悪される可能性があり、この平和憲法が絶対に変えてはいけないということを知った。
○憲法について改めて考えさせられた。テレビ・新聞で何度か聞いてわからなかったが、少しはわかった。
○詳しく知らなかったので、わかりやすく説明していただけたので、とても勉強になりました。
○憲法九条についてどう変わるのかとか、改正ではなく草案であることなど知ることができました。授業や、メディアでもよく取り上げられているので、これからはもう少し興味を持っていきたいと思いました。
○今いち何が問題なのか理解できなかった。憲法9条について非常にわかりやすく説明していただきました。こんな風になるとは考えてなかったので、危機感を感じています。これからは教えていただいたことをふまえてニュース等を関心を持って見ていきたいと思います。
○これまでの様々な講義で学んできた、憲法、教育基本法について改めて学べたように思う。アメリカと日本との関係編されないこと、そして1つ1つのことについて、改めてよく考えることの大切さを考えさせられた。
○今まで自分が知らなかった事実や、背景を知ることが出来て本当に良かった。大事な機会に出会えてよかった。今の問題点などが良くわかった。
○「第九条」と、一見重く固そうな講義かと思ったら、大事な所をしっかり話しつつも途中で冗談を交えながらの講義だったので、軽い感じなのにしっかり考えさせられるこの講義はわかりやすかったし、素晴らしいと思った。
○急でびっくりした。
○とても勉強になりました。
○日本はアメリカの犬でありすぎだと思う。それは敗戦後仕方の無いことかもしれない。しかし、そのアメリカが現在日本が世界に誇れる9条を含む日本国憲法を作ったといっても大げさではない。そして今アメリカによって9条が崩れようとしている。常にアメリカの犬のままである。しかし、僕自身、9条をつらぬくことによってアメリカを怒らせることも、9条を崩し、戦争へ向かう日本を見ることも、どちらも怖いのです。9条を崩してしまえば、中国、韓国、北朝鮮の三ヶ国は確実に警戒を強めていくだろうし戦争までのカウントダウンが始まるといっておかしくない。でも日本はアメリカを離れることが出来るのか・・・?理想と現実のハザマで悩みがつきません。
○本日はビデオをとらせていただきました→ダビングテープ(またはDVD)を作成します。たいへんいい講演会だったと思います。
○言葉の力って凄いなとあらためて思ったのと、アメリカも予想以上にひどいなと。ついでに小泉s(←さんつけたくない)も。そして私は何も知らなかったんだということが良くわかりました。憲法9条改せい絶対反対!!個人的にはアメリカの「世界の警察」発言が凄く嫌です。
○無知は怖いなと改めて実感しました。
○先生の情熱はすばらしい。若い人達に伝わることを祈っている。国民の不断の努力…本当に大切ですね。
○本来の憲法の内容を理解してみようというきっかけになった。
○教育基本法と憲法代九条が関連していることを聞いて驚きました。憲法第九条のある意味、作られた背景を知ることができて、とても楽しかったです。
○大変勉強になりました。アメリカは国連憲章を広島原爆の前かいていたというのはとてもおどろきました。
○大学で平和論をとっていて、今9条についてやっています。とても勉強になりました。「希求」という言葉の重要さに驚きました。 桜美林大学生
○とても良い講義だったと思います。憲法や教育基本法については、あまりわからなかったけど、少しわかった気がする。まだまだわからないことがあるので、インターネットやTVで調べてみたいです。
○実際に現行憲法と自民党新憲法草案との全文を見比べながらの解説は非常にわかりやすく、楽しみながら勉強することが出来ました。仕事の都合で、行けると決まったのがギリギリでしたので一人で行ったのですが、友達も誘えばよかった、きっと喜んだだろう…と、ちょっと後悔。次の機会にはぜひ誰かを誘って行こうと思います。 講演をきいてつくづく感じたのですが、「言われてみればその通りだ…なんで気づかなかったんだろう?」「いや、何となく気づいていたけど、ちゃんと理解してなかったな」と思うことが何度もありました。新聞、ニュースを“じっくり”読む、“しっかり”聞く、ということがやってるつもりで実はできてなかったんですね。 私は30代ですが、まだマシな教育を受けた最後の世代かもしれません。もっと若い世代は「じっくり考える」という教育をしてもらってないのですから、ますますオトナがしっかりしないと!!……反省しました。
○小森氏のお話は立て板に水。難しいことは少々ありましたが、知らぬことも沢山あり有意義でした。場所が近いのでいかれました。学生さんが主催のようですが心強いことです。若者の関心が薄いのが60年、70年安保の経験者の最近の心境です。是だけ政府が腰抜けなのに何故学生は叫ばないのか、が不満でした。若者に期待しています。老兵は力尽きています。よろしく。